ひらがなだけの『こどもおてつだいレシピ』子どもと一緒に楽しい!おいしい!おやつ作り
こどもにお手伝いしてもらいたいけれど、手順を伝えたり、危なくないか見守ったり、やり直したり、片づけたり、手伝ってもらったはずなのに時間が余計にかかってる~!という事態を打破すべく、春休みのおわりにシェフ希望の弟くんのために書いた『おてつだいレシピ第1弾~たまごサンド~』。
子どもたちも喜ぶし、私も楽しかったので、夏休みにも!と思っていたのに、数々のイベントに追われ、暑さにぐったりし、宿題を連日やらせて…
気づけば夏休みが終わっていた!
夏休みあけの週末。天気が悪くおでかけできなかったので、そうだ!おやつを作ろう!と思い立ち、せっかくなので子どもと一緒におやつ作りができるようにおてつだいレシピを久しぶりに描くことにしました。
選んだのはなんとなく勝手に難しそうだと思っていたプリン!
家にある材料でできそうだったのでこれを機にチャレンジ。
こどもおてつだいレシピ第2弾~プリン~
いくつかのレシピをチェックしながら、手順を分解。
子どもがわかりやすいように、シンプルに分けてみる。
≪カラメルソースづくり≫①砂糖と水を火にかける ②お湯を足す
≪プリンづくり≫①牛乳や卵など材料準備 ②まぜる ③濾す ④蒸す
カラメルソースづくり
焦げないように!タイミングをみて!こんな色になったら火を止めて!
レシピだけみてると、焦がしちゃうんじゃないか、その色になったらわかるかな?すぐに茶色になっちゃう?と、かってに焦って不安増大。
特に私に似て心配性な弟くんは絶対不安になるに違いない。
でも、よくよく考えてみれば、砂糖と水を火にかけているだけだから、失敗しちゃってもまた作ればいいんだよね。
焦げてきたら当然気づくだろうし。
レシピを見た時に、子どもが「なんだか大変そう!」と思ってしまわないようにしてあげたい。
『おてつだいレシピ』なので、最初は自分が側についていることが前提だから、できるだけシンプルに。
カラメルづくりは、次第に変わっていく色をよく見ているのが大事なのだけれど、そのベストな色を子どもに説明するのに一番いいのは…とレシピの写真見ながら考えて
あ!カラメル色だ!と、思いつく。
「プリンにかかっているあのカラメル。それを作っています。透明の砂糖水があのカラメルの色になったら出来上がり!」
これなら子どもたちでもわかってくれそう!
実際に作ってみたら、ぐつぐつ泡立ってきたり、色が変わったり、子どもの好奇心をくすぐるしかけ満載でじっと眺めていられます。
思っていたよりゆっくり変化。
そして、肝心のカラメル色は
カラメル色!そしてかぐとカラメルの匂い!
火を止めるタイミング、ちゃんとわかりました♪
最後にひとさじお湯をいれて、とろりとさせればカラメル完成!
★お湯をいれた瞬間に少しとぶので注意!
プリンづくり Step1.ホットミルク と ときたまご
①牛乳や卵など材料準備
ひとはだに暖めた牛乳に砂糖とバニラエッセンスをプラス。よくまぜておく。
これは、ホットミルクをつくっているみたい!
そして、たまごをといておく。
子どもでもわかりやすいようにレシピ手順には
『ホットミルク と ときたまご』
と、書いてみました。
「ホットミルクつくって~」
「ときたまごつくって~」
これなら、指示しやすい!
これを子どもがやってくれるだけでも、手順をひと工程省けてプリン作りが気楽にできるかも!
プリンづくり Step2.まぜる・こす・むす
残りの工程はなんとなくリズム良かったので
3つならべて
『まぜる』『こす』『むす』
「こすって何?」「むすって何?」
レシピを見て不思議そうにつぶやくふたり。
そうか!そこから説明が必要だったか!
子どもに手伝わせる時って、大人は知っていて当然のことや単語が、子どもは初めてのことでわからなかったりする。そこに気づかず、「○○やって」「そうじゃない~」「なんで言った通りやってくれないの」とイライラしちゃう。事前にレシピ一緒に見ておくのは確認になっていいかも。
実際に1回やってみたら、疑問だった「こす」も「むす」もどんな作業なのかわかりました♪
何よりもやってみるのが大事!
まぜるも濾すも、少しずつ、ゆっくり、やさしく。
カタツムリマークが効果あって、「少しずつだよ~」「ゆっくりやさしくだよ~」「カタツムリ戦法~」と言いながら、慎重にやってくれました!
プリン完成♪
今回はバターを塗ったボールに濾しながらぜんぶいれて、どでかプリンを作成!
蒸しあがってみたら、やっぱりきれいにつるりとしたプリンにはなっておらず、あちこちぷつぷつが…
濾した後に丁寧に泡をつぶすべきでした。
反省点は多々あれど、イライラせずに、お手伝いしてくれて楽しく作れたことは大成功!
「次作るときはもっと甘いのがいいな~」とか、子どもからも意見がでたので
レシピ改良しつつ、もっとお手伝いレシピ充実を目指そうと思います〜
- 『おてつだいレシピ第2段プリン』をつくりました
- 制作時間:2時間程度
★『おてつだいレシピ』は、子どもたちに作り方の手順やお手伝いして欲しい作業を伝えるために書いているので具体的な材料の量や時間は簡略しています。家にある料理本や圧力鍋についてきたレシピなど参考にしながら作っています。
- 『圧力鍋でタイム1/2クッキング』
料理苦手だったのですが、圧力鍋を使うようになって料理が楽しくなってきました。プリンを蒸すのはこの本を参考にしながら、圧力鍋の低圧で3分でやってみました。本は2分でしたが、どでかプリンにしたので3分に。蒸し具合はいい感じでした!
- 『LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。』
https://www.1101.com/books/life/
この本のプリンページを見て、プリンを作ってみたい!と思って今回チャレンジ。写真がきれいでとっても美味しそうなので作ってみたくなります。カラメルの色の変化も一番わかりやすかったです。『おてつだいレシピ』ではいろいろ簡略してしまっていますが、『LIFE』のレシピ通りに作ると本当に何でも美味しい!今度、自分だけでこのレシピ通りにちゃんと作ってみたい!
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