バレンタイン用の撮影をする際に、そばに洋書風料理BOOKがあったら素敵だなと思いたち、撮影用小道具の洋書を作ってみました!
洋書といってもいろいろありますが、バレンタインなので料理BOOK、さらに日本のお菓子やケーキとは違ういかにも洋書にありそうな外国風ケーキの画像が表紙にどんっとのっているもの。身体に悪そうなくらいにたっぷりかかったチョコレートにぎっしり盛られたフルーツのケーキ!そんなケーキレシピが載っている洋書をイメージした小道具本を作ってみました。
肝心の表紙用ケーキ画像ですが、最初はどこかでケーキを買って撮影するか、外国の画像販売サイトで著作権OKなケーキ画像を探してくるかの2択で悩んでいました。でも自分の頭の中でイメージしているケーキをお店をめぐって探すのも、大量の画像の中からパソコンに向かって探し続けるのもどちらも気がのらず。買ったケーキの場合は権利的な問題も考えなくてはいけないのでいろいろと難しいところ。
そこでふと、ケーキの材料やフルーツならば近くのスーパーに行けば簡単に手に入る!しかもその日の子どもたちのおやつにもなって一石二鳥♪と思いつき、勢いにのってフルーツとチョコレートたっぷりなケーキから作ってみることにしました!
フルーツとチョコレートたっぷりな洋書風料理BOOKづくり
まずはケーキのベースづくり。
上がひび割れてしまいましたが、最後にフルーツを盛って見えなくなってしまうので、あまり気にしないことにして続けます。
半分にカットして生クリームをぬってフルーツを敷きつめます。小道具として正面の写真を撮ることが決まっているので、正面を中心にきれいなフルーツを選んで並べます。欠けてしまったり色の悪いものは見えない中にバラバラと。
チョコレートを溶かしかけていきます。買ったチョコレートがミルクチョコレートだったので、実際の色は思っていたより少し優しい茶色。チョコレートをかけながらイメージの色と違う…と思ったのですが、作り直すよりここは後で画像補正の力に頼ることにして、ケーキづくり続行。そしてフルーツを山盛りに。チョコレートのおかげでしっかり固定され、転げ落ちることもなくくっついてくれました。
チョコレートやフルーツにテカリが出るように照明をセッティング。
背景は暗めに。洋書のコーナーで料理本を見たときに、すごくポップな背景かダークなものが多かったイメージがあったのですが、今回はダーク系にしてみました。パステルカラーのポップな背景で撮ったら同じケーキでも全然違う印象になるんでしょうね。いつか時間があるときに背景だけいろいろ変えた撮影テストをしてみたい!
下にはFrameCueのオリジナルブランド撮影雑貨フォリッカの撮影背景になるペーパーランチョンマット(02オールドペイント Bダーク) を前後に2枚敷いています。シリーズの中でも地味な色合いですが、古い木目の雰囲気が出るのでお気に入りです。使用テストも兼ねて、撮影の時には出来るだけこのペーパーランチョンマットシリーズを使うことにしているのですが、オールドペイントBダークをついつい選んでしまいます。今回のダークなイメージにもぴったりでした。
写真を撮影して気になっていたチョコレートの色やテカリを画像補正。黒を引き締めることでぐっと洋書っぽい画像になりました。チェリーの枝がタイトルにちょうどかぶりそうだったのでカット。赤色がきつかったので少しダークな色味に修正。本のタイトルや見返し部分も写真を使いたかったので、上と右側の余白は多めにとってあります。
イラストレーターで表紙データを作成。手描きの文様パーツとケーキ画像を貼付けて完成!
フルーツとチョコレートたっぷりな洋書風料理BOOK完成
表紙データをプリントして、手持ちの本にかぶせて洋書風料理BOOKの完成♪
さっそくバレンタインラッピング撮影の背景に使用してみました。この写真は撮影時に洋書が見えるように少し上から撮ったので、比較的洋書BOOKが映っていますが…実際に使われた画像はもちろんラッピングがメインなので、洋書風BOOKは2つのプレゼントの影にひっそりと映り込んでいる程度。小道具の悲しき宿命です。
それでも!撮影が終わったフルーツとチョコレートたっぷりなケーキはその日の我が家のおやつとなり、いつもより豪勢なおやつに子どもたち大喜び。作った甲斐は十分にありました!
- フルーツとチョコレートたっぷりな洋書風料理BOOKをつくりました
- 制作時間:ケーキづくり・写真撮影1日/表紙データ作成1日
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