革工作でネームプレートを作ってみました!
子どもの水筒が見つからなくなり1週間探したあげくようやく発見。よくよく見たら、1年前につけた布のネームプレートの名前がほとんど見えなくなっていました!
小学入学にあわせてあんなに一生懸命名前つけを夜な夜なやっていたというのに1年もたないなんて…
今度は長持ちするネームプレートにしようと考え、耐久性なら革でしょう!と、革工作でネームプレートづくりに挑戦してみました!
革でネームプレートづくり
[材料] 革・ヒモ・ハトメ2個・ストラップパーツ / 紙・クリアファイル (その他:型紙用厚紙・飾りパーツ)
1.型紙に合わせて革をカット
まずはネームプレートのサイズを決めて型紙作り。縫う部分を考えて、普通のネームプレートよりひとまわり大きめにしてみました。
型紙に合わせて革をカット。
左側がウラ用。右側の窓のあいたものがオモテになります。
2.縫い目に穴をあける
2枚を重ねてテープで仮止めします。
買ったまま使ったことのなかったステッチルレット。
前に革細工にチャレンジした時に、自分の目分量で縫ったらあまりに縫い目が不揃いでがっかり!その後、革に縫い目の印が等間隔で付けられる便利なステッチルレットというものがあると知って衝動買い。
ようやく使うチャンスがやってきました!
少し力を入れて縫う予定のところを転がすと….
小さな穴が等間隔であきました。これで今回は揃った縫い目にできそうです(*^^*) 便利な道具があるものだ。コレは衝動買いしておいてよかったです。
パンチで2mmの穴を開けちゃいます。本来ならたぶんキリとかで小さな穴をあけるところかと思うのですが…あえて少し大きめの穴を開けます。
パンチなので穴開けも簡単!
3.端の処理
こちらも衝動買いしてあった『コバコート』
革のはじっこのガサガサをキレイにできるコート材です。初めて使うのでよくわからないまま、裏の説明を読みながら塗ってみます。ネームがのぞく窓部分のガサガサが気になり、縫った後じゃ塗れない!と、あわてて窓部分も周囲も全て塗ってしまいましたが…これは…最後に仕上げでやる作業だったのかな。重ねて縫いあわせてから、軽くヤスリをかけて周囲のコバコートをした方がキレイに仕上がるのでは!と塗った後に気づきました…
4.ストラップ用の穴をあける
ストラップをつける部分にパンチで穴開け。
ハトメをつけます。革とハトメの組み合わせはやっぱり素敵♪
5.縫い合わせる
革用のロウ引きしたヒモで縫っていきます。
最初の穴に通したら、ヒモが半分の長さになるようにそろえます。
少しヒモをひっぱりながら交互に穴に通していきます。本来なら皮用の針を使って縫うところですが、大きめの穴を開けちゃってあるので、靴ひもを通す感じで、針もいらず、力もいらず、手で通していけます。
前に革細工に挑戦したことがあるのですが、針で小さい穴に通していく作業が想像以上に大変で手が痛くなり…皮小物を作りたいのだけれどあの苦労を思うと躊躇してしまって時が過ぎて行く…という過程を経て、この方法に落ち着きました。なので、本格的な制作過程とは違うので、革細工しました!と言うのはあまりにも気が引けて、ちょっと遠慮して革工作と言っています。子どもが工作する感じ。革も普通のハサミで切れる厚さのものです。
革工作なので針もつかわず、おしゃべりしながら5分もかからず通し終わりました。
6.飾りパーツをつける
好きなパーツを選んでもらって飾りつけ。いろいろあるパーツの中からお兄ちゃんが「これ…」と選んだのは、まさかのドクロパーツ!今までならバスとか王冠とかクマさんとかだったのに!
渋めの革だけどかわいいパーツで子どもらしく!なんて勝手に思っていたので、びっくり。小学2年生になるとこんなのにも憧れるのかな。かなりハードな仕上がりに。でもこれなら長く使えそうかな。
7.名前をセット
名前を書いた紙と、カットしたクリアファイルを入れて、ストラップをつければできあがり。
革工作ネームプレート完成♪
弟はバスやカメラチャームを選んでかわいらいし感じに。お兄ちゃんは、小学2年生とは思えないハードな仕上がり。でも革なので長く使えるから、大きくなってもずっと使ってくれたらうれしいな。意外にもこんなストラップが似合うバンドマンとかになったりして。10年ぐらいたって反抗期で話もしてくれないんだけど、ふと見たらギタケースにこのネームプレートが(涙…なんて、子どもの未来妄想。
実際に水筒につけてみたら、水筒カバーが黒に黄色のデザインだったので、意外に革やドクロもなじんで違和感なく使えそうです。初めてつけていった日に「なまえついててよかった〜」と言っていたので、お友だちのと区別がついてさっそく役立ったようです。よかったよかった。
- 革工作ネームプレートをつくりました
- 制作時間:3時間程度
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衝動買いが大活躍!ステッチルレット&コバコート
- ステッチルレット
- コバコート
- 回転式穴あけパンチ
- マルチプライヤー
革に穴をあけるための目印をつけるステッチルレット。小さな穴をあけながら、等間隔のキレイな印をつけることができます。回転するコマ部分が4種類ついていて、簡単にドライバーで付け替えできます。付け替えることで3mm,4mm,5mm,6mm間隔の印がつけられます。
革のコバ(裁断面)の毛羽立ちを押さえるコート剤。黒、焦茶、赤茶、無色があるようですが、衝動買いのため詳しいことはわからず無難に無色を選んでみました。今回は無色で問題なくきれいに整えられました。
2年ほど前に買った穴あけパンチ。回転式で2.0mmから4.5mmまで、0.5mm感覚で6サイズの穴あけができるすぐれもの。
ハトメをつけるのに使っている河口のマルチプライヤー。10年以上前に購入したものですが、今でもほぼ同じものが売っているようで嬉しい。ほぼハトメ用と化していますが、リングスナップやスナップボタンもつけられます。
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